データベースのチャート図tipsと描けそうにない場合の対策 #Notion

データベースのチャート図tipsと描けそうにない場合の対策 #Notion

Notionデータベースにプロパティを利用して作成するチャート図機能が追加されました。意図したチャートが描けるかはレコード構成にも懸かっています。おすすめのチャート向けのプロパティタイプと、チャートが利用できそうにない場合の代替案にも触れました。
Clock Icon2024.08.14

データベースのレコードを使ってチャート図を作成するビューが追加されました。外部のグラフ作成サービスを利用していた場合はNotion内で完結できるため、管理の手間が省けます。

ただ、チャート図を使うに当たっては予め適したレコード構成になっている必要があります。実際にチャート図を作成するに適したレコード構成と、適さないレコードになっていた場合の対策について触れてみます。

チャート図に適したレコード構成

チャート図の描画にはレコードのプロパティに収まっているデータの個数をチャート機能によってカウントされた値が使われます。レコードのプロパティにリソースデータの集計値を入れても活用し難いということです。よって、使いやすいデータタイプはチェックボックス、セレクト、マルチセレクトになるでしょう。

最適なデータサンプルはNotion公式のチャート機能紹介ページが参考になります。

注意点

  • 日付を軸に使う場合、年月日は反映されますが時分秒が割愛されます。午前と午後等で分けて集計したい場合にはフィルタを利用した上でチャートを分ける必要があります。

  • セレクト及びマルチセレクトを設定した複数のプロパティがありつつその中から軸に用いた場合、異なるプロパティ間でも同一値は共有され集計に流用されます。各プロパティでチャートに活用する値にフィルタを掛けておきましょう。

プロパティに集計値を入れていた場合

データベース設計次第でチャート図には使えない可能性があります。その場合は関数プロパティでの描画代用を検討しましょう。

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repeat("■", prop("完了").toNumber()).style("b") + repeat("■", prop("処理中").toNumber()).style("yellow") + repeat("■", prop("未対応").toNumber()).style("red")

あとがき

データベースに収めた値でグラフを描きたいニーズを満たす機能ですが、実際にはレコードのデータ構成次第といえます。外部で合算した結果をNotionにデータベースレコードとして差し込んでいる場合は、合算前のリソースデータをそのまま差し込むことでより活用できるかもしれません。

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